Web系はいくつかの職種に分かれるため、転職の際には自分に合った職種を見つける必要があります。分野を大別すると、企画設計と作業、解析の3つです。
まず企画設計では、クライアントの要望をヒアリングして全体のコンセプトや機能、デザインの方向性を決めるWebプランナーやWebプロデューサーといった職種が挙げられます。また、制作プロジェクトをまとめるディレクターもその一つです。作業には、主にプログラミングを担当するWebエンジニア、デザイン分野をメインとするWebデザイナーがいます。どちらもプログラミング言語の知識とスキルが必要なので、他分野のエンジニアならこれらの職種が最も親和性が高いでしょう。その他、主に文章やキャッチコピーなどを考えるライターがあります。
アナリストやWebマーケターなどの職種が解析です。市場のニーズや傾向を分析してサイトの方向性を決めたり、強調する文章中のワードを選定したりします。それだけでなく、Webサービスを運営し始めた後もアクセス数やコンバージョンの傾向などを分析し、より成果の出るサイトに成長させるための施策を考えるのも仕事です。
最後に、Webサイト制作そのものではなくても、Web系のサーバーエンジニアやアプリ開発といった分野に携わるエンジニアもいます。それぞれの分野にプロジェクトマネージャーやリーダーなどの管理職もあり、職種のバリエーションに富んでいるのが特徴です。